どんな街にもたくさんの見どころがあります。それぞれの街の知らなかった情報を紹介するためにこの企画が生まれました。今まで知らなかった街の魅力を再発見してください。

東京の古称である江戸の雅名「大江戸」を冠した地下鉄大江戸線。一見すると環状線のようですが、新宿から光が丘までは尻尾のように飛び出た「6の字型」となっています。今回は最初に開業し、「都営12号線」と呼ばれていた新宿〜光が丘間の見どころをご紹介しましょう。

東京から仙台まで、JR線のなかで最長距離(※新幹線・本線を除く)を誇る常磐線。「常磐」は茨城県の「常陸」と福島県の「磐城」を組み合わせたもので、開通当初は沿線の常磐炭田で採掘される石炭を東京へと運ぶ陸路として敷設されました。今回は都内の見どころをご紹介します。

京王電鉄が運営する鉄道路線京王線・京王高尾線。京王線は新宿駅から北野駅を経由し、京王八王子駅までを甲州街道に沿って調布や日野、多摩地区をつないでいます。そこから分岐する京王高野線は、高尾山へのアクセス路線としても知られます。東京の「京」と、八王子の「王」。首都圏を横断する人気路線をご紹介します!

中目黒駅から北千住駅を結ぶ東京メトロ日比谷線。名称の由来はこの路線の途中にあるビジネスマンのオアシス・日比谷公園。北千住から先は東武伊勢崎線および、同じ路線経由で日光線との相互直通運転を行なうなど、埼玉・群馬から都心へのアクセスを良好にしています。東西線と千代田線にならび、終点から始点まですべてが地上駅なのも特徴のひとつです。

品川区の目黒駅から北区の赤羽岩淵までを結ぶ東京メトロ南北線。名前の由来は東京を南北に貫くことからつけられました。東京メトロのなかで、半蔵門線とともに、地上区間が存在しない“真の地下鉄”です。

目黒駅から日吉駅をつなぐ東急目黒線。東横線に並走し、バイパスとしての役割も果たしています。「目黒線」という名前はついていますが、実際に目黒区内にある駅は洗足駅のみだったりします。目黒から東側は東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線と直通運転を行なっており、都心へのアクセスも抜群です。

8月は帰省に、そして旅行にと、空の旅を楽しんだ方も多かったでしょうか。というわけで、今回は都心から羽田空港を結ぶ東京モノレールのご紹介です。東京モノレールは、前東京五輪の開催直前、1964年9月に開業。1962年に一部が開通した首都高速道路とともに、東京の交通インフラを担いました。ほとんどの部分が高架線ですが、新整備場から羽田空港第2ターミナルまでは地下を走ります。空港にまっしぐら!だけでない、途中駅の魅力をご紹介しましょう。

東京都港区にある泉岳寺駅から神奈川県横須賀市の浦賀駅までを結ぶ京急本線。京急久里浜線や京急空港線などへの直通運転も多く、通勤・通学・旅行とあらゆるニーズに応えています。京急本線だけでも50駅あり、首都圏の鉄道事業者で時速120キロ以上の運転を実施している数少ない電車のひとつであるなど、スピードにも定評があります。今回は、夏らしい風景を求めて京急本線をご紹介します。

かつて40路線が東京都市部に張り巡らされていた都電ですが、現在唯一残っているのが都電荒川線。三ノ輪橋から早稲田間を結ぶ12.2kmは桜やバラが咲き誇り、昔ながらの商店街や歴史的スポットなどを楽しめます。今回は、「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線の魅力をご紹介します!

東京駅から千葉市の蘇我駅を結ぶ京葉線。もともとは京浜工業地帯から京葉工業地帯を結ぶ貨物線として着工したものの、時代の変化を受けて旅客列車に計画変更。1990年に全線開通してから、通勤に、テーマパークへのお出かけにと愛され続けています。2023年3月18日には新駅「幕張豊砂駅」も開業、さらに活気が出てくる予感です。京葉線の魅力、ご紹介しましょう。