豊かな自然に囲まれ「森と水の都」とも称される熊本。2016年4月に起こった熊本地震によって甚大な被害を受けつつも、力強く復興への道のりを辿ってきました。あれから2年、見どころをご紹介しつつ熊本にエールを贈ります!
ランチ
老舗でいただく熊本グルメ「太平燕」
上通りパビリオン紅蘭亭
地元で愛される熊本の老舗中華といえばここ、紅蘭亭。絶対におさえておきたいのが熊本のご当地グルメ、太平燕(タイピーエン)です。とんこつと鶏ガラのスープに春雨麺というのが特徴で、イカやエビ、野菜の具に揚げ卵がトッピングされています。日本オリジナル中華の旨さをぜひ堪能して。
これが本場の太平燕!創業当時の伝統の味。
店舗情報:熊本県熊本市中央区上通町1-15
営業時間:
平日 11:30~21:35(L.O.21:00)
日・祝 11:00~21:35(L.O.21:00)
定休日:なし
癒し
熊本市街を一望できる癒しスポット
花岡山
熊本駅の北側に位置し、気軽に登って眺望を楽しむことができる名スポット。加藤清正は熊本城を築城する際、この山から石を切り出したと言われています。「熊本バンド・奉教の碑」やインドから寄贈された仏舎利塔などの見どころも。春には桜、夜には夜景とさまざまな表情を見せてくれます。
左:熊本市の夜景。右:お釈迦様の骨(仏舎利)が納められているという仏舎利塔
施設情報:熊本市西区横手2丁目
開園時間:特になし
歴史
甚大な被害も徐々に復興、熊本のシンボル
熊本城
慶長12年(1607)、加藤清正が築城した日本三名城に数えられる名城・熊本城。「銀杏城」と呼ばれる由来となった大銀杏にさまざまな意匠、宮本武蔵が晩年を過ごしたエピソードなど見どころは数え切れません。熊本地震で石垣が崩れるなど甚大な被害を受け、現在は立ち入れないエリアも多いものの、二の丸広場や加藤神社から天守閣や櫓などを見ることができる。
400年間、さまざまな歴史の舞台となった熊本城。右は本丸にある、加藤清正公を祀る加藤神社。
施設情報:熊本県熊本市中央区本丸1-1
入城料:大人(高校生以上)500円 小人(小・中学生)200円
入館時間:
・4月~10月 8:30~18:00(入館は17:30まで)
・11月~3月 8:30~17:00(入館は16:30まで)
アフター5
レトロな雰囲気のなか、しっとり楽しむ多国籍料理
ビアレストラン壱之倉庫
夜の街にひっそりたたずむ歴史ある風情の外観。一歩入れば飴色の梁や柱が目を引く、歴史あるたたずまいの中で食事ができるビアレストランです。ビールやワインとともに熊本名物をはじめとするグルメを楽しんで。なかでも人気はとろとろの温泉卵といただく「大阿蘇 赤牛丼」とのことです。
右は「大阿蘇 赤牛丼」。熊本名物・肥後の赤牛を召し上がれ。
店舗情報:熊本県熊本市中央区南坪井町2-8
営業時間:
(昼)11:30~15:00(L.O.14:00)
(夜)17:00~23:30(L.O.23:00)
定休日 なし
その他
お城散策の際はぜひ寄りたい、静謐の空間
熊本県立美術館
熊本城の二の丸公園の一角に位置し、考古、絵画、版画、彫刻、工芸、書蹟などを古代から現代美術まで広く網羅する総合美術館。装飾古墳室は古代の造形美を日本美術の原点としてとらえているのが見どころです。平成20年に開館した「細川コレクション永青文庫展示室」では、熊本ゆかりの永青文庫の名品を常時見ることができます。
熊本のアートを満喫できる、静かな空間が迎えてくれます。
乗船場所:熊本県熊本市中央区二の丸2番
観覧料:共通券(別棟展示室+本館二階展示室)一般:420円 大学生:250円
開館時間:9:30~17:15(入館は16:45まで)
熊本のオフィスビル
熊本のオススメ物件を6件ご紹介!
1. 扇寿ビル
熊本市中央区細工町4-30-1
2. 扇寿第2ビル
熊本市中央区細工町4-12-12
3. 朝日新聞第一生命ビル
熊本市中央区花畑町4-7
4. 住友生命熊本ビル
熊本市中央区花畑町9-24
5. 熊本通町ビル
熊本市中央区手取本町2-5
6. 太陽生命熊本ビル
熊本市中央区花畑町4-3
※マップのアイコンをクリックすると名前が表示されます。
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※ 掲載している記事内容は取材時(平成30年3月時点)のものです。
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