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伝統と新しさが共存する街、日本橋。
江戸時代から五街道の起点として、
全国各地から多くの人やモノが集まり、商業・経済・文化の中心地として賑わってきました。今でも高層ビルが立ち並ぶ中に昔ながらの老舗が点在し、江戸風情を感じられる場所も数多く残っています。

今回は、そんな伝統と新しい文化が組み合わさった街、日本橋をご紹介します。

ランチ

京のおばんざいをお得なランチで

京の馳走 はんなりや

京都のおふくろの味、おばんざいをランチでいただけるお店です。
人気のお膳は、出し巻き卵を中心に赤出汁のお味噌汁、おばんざいが3種類も付いたお昼のセット。
とにかく大きなだし巻き卵の、ふわふわで美味しいことといったら!
東京人にはパンチが少し足りないかもしれませんが、味付けは控えめ、甘過ぎないお出汁の旨みがよく染みた深い味わい。女性一人でも入りやすい雰囲気がうれしいですね。
ランチは平日のみの提供なので、平日のとっておきランチになりそうです。

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だし巻き卵は大きいだけでなく、口に含むと淡雪のように溶けてしまうやさしさです

店舗情報:中央区日本橋室町1-11-15 UNOビル2F 03-3245-1233
営業時間:月~金 11:30~14:00(L.O.13:30)/17:30~22:30(L.O. 22:00) 土 17:30~21:30(L.O.21:00)
 定休日:日・祝・土曜不定休

癒し

財運向上、強運厄除のパワースポット

小網神社

パワースポットとしてさまざまなメディアでも紹介され、日本橋を舞台とした映画「麒麟の翼」にも登場した都内随一の「強運厄除」神社です。
小網神社の弁財天(市杵島比賣神・いちきしまひめのかみ)は、元は同じ境内にあった万福寿寺に安置されていましたが、明治時代の神仏分離令の後に万福寿寺が廃絶したために移された弁天様なんだとか。
毎年10月に行われる万福舟乗弁財天大祭では、協賛企業から提供されたお供え物などを授けていただけるそうです。

東京銭洗い弁天御像と銭洗いの井

ここの弁天様は、優雅に舟に乗ったそのお姿から「万福舟乗弁財天」と呼ばれています

施設情報:東京都中央区日本橋小網町16-23 03-3668-1080

歴史

日本橋を彩る江戸時代の町人文化を今に

「熈代勝覧」の複製絵巻

「熈代勝覧(きだいしょうらん)」絵巻は、今から200年以上前の文化2年(1805年)頃の日本橋から今川橋までの大通り(現在の中央通り)を東側から見渡し、江戸時代の町人文化を克明に描いた貴重な絵巻物(作者不明)です。
現在、原画はベルリン国立アジア美術館に所蔵されていますが、2009年東京メトロ「三越前」駅地下コンコース壁面に複製絵巻が設置されたことにより、この貴重な文化遺産を誰でも鑑賞することが可能になりました。
「熈代勝覧」とは、「熈(かがや)ける御代の勝(すぐ)れたる景観」という意味で、当時の江戸の繁栄を後世に残す目的で制作されたと考えられており、そこにはかつての日本橋を彩る町人文化が生き生きと描かれています。

コンコース壁面の複製絵巻は、長さ17メートルという大迫力です!

設置場所:東京メトロ「三越前」駅 地下コンコース内
開設時間:4:40~24:30
提供:名橋「日本橋」保存会 事務局(株式会社三越日本橋本店内) 03-3274-6263

アフター5

日本橋から船に乗れること、ご存知ですか

水上バスツアー

かつて舟運都市として栄えた江戸の街機能を現代によみがえらせるべく、現在の日本橋(20代目)が架橋百周年を迎えた2011年に日本橋のたもとに完成したのが「日本橋船着場」です。
船着場からは、さまざまなコースへ向かう便が発着していて、ゆったりと川下りができるクルーズを楽しめます。歴史ガイドを聞きながら江戸時代へとタイムトリップし、都会の中央を流れる日本橋川、神田川などをクルージング。船上から眺める景色は、日常とは逆のスタイルから見る街並みで、また違った東京の一面を発見することができます。

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川面から下町情緒「お江戸日本橋」を楽しんでみてはいかが♪

日本橋船着場:中央区日本橋1丁目9-1

その他

もうひとつの道路元標

よく道路標識に書かれている「日本橋~km」の起点となっている日本橋の中央にあるプレートは有名ですが、こちらは高速道路の道路元標で、首都高速都心環状線(C1)から見えるようになっています。
この道路元標、実は14カ国を経由し、遠くトルコとブルガリアの国境にまで続く、総延長約2万kmにも及ぶ道路網「AH1(アジアハイウェイ1号線)」の始点になっているのです。
「アジアハイウェイ」とは、アジアにおける国境を超えた国際的な道路網のこと。
いわば現代版「シルクロード」のようなもので、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)を中心に、関係国32カ国の協力により推進されているプロジェクトなんだそうです。
日本国内では起点の日本橋から、首都高速~東名高速~名神高速~中国道~山陽道~関門橋~九州道~福岡高速を経由して、博多港と韓国・釜山港間のフェリーへと連絡しています。

画像元:Wikipedia「アジアハイウェイ」(作者:katorisi)

画像元:国土交通省HP ※クリックで拡大

実際そのまま走って行けるわけではないものの、中国やインド、そしてヨーロッパにまで続く道の始点がここ日本橋だなんて、その長い道中を想像すると何だかワクワクしてきますね♪

リサーチデータ

明治安田生命保険相互会社は2015年7月1日(水)~7月6日(月)にかけて夏に関するアンケート調査を実施しました。

夏休みの過ごし方について聞いてみたところ、トップは「自宅でゆっくり」(67.9%)、2位が「国内旅行」(38.9%)、3位が「帰省」(30.9%)となりました。

「自宅でゆっくり」する理由のトップは昨年同様、過半数の人が「疲れをとりたい」(52.8%)、2位は「出費がかさむので」(45.6%)という結果でした。

出典:明治安田生命保険相互会社『夏に関するアンケート調査』より

京橋・八重洲・日本橋のオフィス調査データ

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「日本橋地区」は三越、高島屋をはじめとする商業機能と、日本銀行本店を核とする金融機能が立地するエリアです。「八重洲・京橋地区」は国内大手・中堅企業の本・支店が集積し、オフィス街が形成されています。銀座線の各駅(三越前、日本橋、京橋)周辺で進む再開発事業に加えて、東京駅八重洲口正面の開発計画では、オフィス、店舗、ホテルだけでなく、国際会議場や羽田・成田空港を結ぶ高速バス発着機能を持つバスターミナルも整備予定です。2020年オリンピックに向けて「八重洲・京橋・日本橋エリア」は、東京の玄関口として大きな変貌を遂げることになるでしょう。

近三ビルヂングは「都市の記憶」でも特集しています。
全国の歴史的建造物を現地取材で紹介していますので、ぜひご覧ください!

都市の記憶を見てみる 

日本橋のオフィスビル

伝統と新しさが共存する街「日本橋」。
今回は「伝統と新しさ」をテーマにオススメのオフィスビル6棟をピックアップしました!

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中央区日本橋室町4-1-21
東京都選定歴史的建造物に指定

モザイクタイルは一見の価値あり!

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中央区日本橋室町1-11-8
1階は創業300年を超える老舗!
御影石造りの外観が上品ですね

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中央区日本橋兜町1-10
築年数50年超のビルで初!!
ビル認証「Gold2013」を取得!

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中央区日本橋本町1-9-13
来年まとまった空室予定あり。
今がチャンス!早めのお問合せを!

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中央区日本橋1-3-13
日本橋駅直結でアクセス抜群!
免振構造の高い防災性能が魅力

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中央区日本橋浜町2-12-4
1フロア200坪の透明感あるビル
ガラス張りの外観が存在感抜群!

※マップのアイコンをクリックすると名前が表示されます。


※「まちいろ」に関するご意見ご感想、また取りあげて欲しいテーマなどを是非お寄せください。

※ 掲載している記事内容は取材時(平成27年8月時点)のものです。

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