電気設備に関する用語

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電気設備工事

建築物へ電気エネルギーを供給するための設備と情報伝達をするための設備工事の総称。

  1. 電力引込設備(受電設備):電力業者より電力の供給を受ける受電設備
  2. 変電設備:受電された電力の電圧を変圧器で変え、動力や電灯、コンセントなどに供給するための設備
  3. 電灯コンセント配線設備:各階などに設けられた分電盤より照明器具および小型電気機器用コンセントへの配線設備
  4. 動力配線設備:各階などに設けられた動力制御盤より、給排水用動力、空調用動力、搬送用動力などへの配線設備
  5. 照明設備
  6. 自家発電設備
  7. 蓄電池設備
  8. 幹線設備
電気設備図

建物の電機関連設備を示した図。動力・電灯・弱電などの一切を含み、電灯・スイッチ・コンセント・分電盤などの位置・高さなどを平面図にシンボル化して描く。場合によっては展開図として描くこともある。縮尺は1/50~1/100程度。

受電盤

受電に必要な機器類(遮断機、継電器、計器など)を取り付けてある配置盤。

動力設備

建築電気設備の中で、建物に設置される各種電動機の電源、制御用の盤および配線などの設備。

幹線

変電室の配電盤から分電盤、制御盤までの大電流配線のこと。「フィーダ」ともいう。

制御盤

電動機などの制御に必要な各種開閉器、継電器、計器その他の機具を鋼板製の箱に納めたもの。

分電盤

鋼板盤の箱の中に母線、分岐回路用過電流保護器などを組み込んだもの。幹線から配線を分岐する箇所に設ける。用途に応じて電灯用、動力用などがある。

MDF(本配線盤)

局線の引き込みおよび構内交換機から構内線路に至る最初の配電盤のこと。電話回線数が多く端子箱では収容できない場合に使用する。

IDF(中間配線盤)

ビル内で中間に設ける配線盤のこと。

光ケーブル

電気信号を光の強弱によって転送するもので、髪の毛よりも細いガラス繊維またはプラスチックからできている。導線に比べて高速かつ大量のデータを少ない損失で伝送することができ、電磁誘導を受けないという利点を持つ。デジタル通信の主役として広く用いられているが、導線と異なり電流を流すことができないため、必ず別途に電源が必要となる。

受電方式

特高変電所の受電方式は信頼度、経済性に対する評価によって決定する。その場合、電力会社の地域的な送電系の方式によって合わせることになるため、最終的には受電者と電力会社の協議によって決める。

1回線受電
経済的だが、送電事故時のバックアップはない。

2回線受電
常時1回線受電。送電線保守や事故時に切り替え受電が可能

ループ受電方式
電力会社のループ送電方式地域に適用。常時2回線で受電し、ループ回線はパイロットワイヤーリレー保護方式により選択保護が可能。

スポットネットワーク方式
電力会社のネットワーク送電方式地域に適用。常時3回線3台の変圧器で受電し、ネットワークプロテクターによる回線選択保護が可能。

蓄電池

二つの電極と電解液で構成され、電池内の化学反応で放電を繰り返して使用できる電池。必要に応じて貯蔵した電池の供給も可能だ。鉛蓄電池、アルカリ蓄電池などがある。「バッテリー」ともいう。

UPS

基本的にはバッテリーを利用して停電などの電源障害時に交流を供給する装置をいう。

CVCF

計算機システムへの電源供給設備の一種で、入力変動や出力負荷の変化に関係なく、出力の電圧および周波数を一定に保つ装置。回転式と制止形がある。

発電機

駆動装置に直結して、駆動装置の回転力により発電する装置。磁界の中でコイルを動かす(回転する)ことにより起動力を発生させる。

分散型電源システム

ゴミ焼却発電、コージェネレーション、小水力発電、太陽光発電、風力発電など、電力消費地に分散して設置する電源設備をいう。

ルーバ

ランプの下面に取り付ける格子状の遮光板。ある範囲外ではランプからの直接光を遮る役目をする。

キュービクル

発電所から変電所を通して送られてくる電気を受電するための変圧器、コンデンサなどの機器を収めた綱板でつくられた設備。

ワット

電気エネルギーが1秒間あたりの仕事の量や電力を表す単位。単位記号はWで示される。1ワット(W)とは1ボルト(V)の電圧の間を1アンペア(A)の電流が流れるときの仕事量。1W≒1V×1A