ビジネスキーワード ビル性能

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LEED(リード)

Leadership in Energy and Environmental DesignのイニシャルをとってLEEDと略される。米国グリーンビルディング協会が所管している任意の認証制度。建物の環境対応性をさまざまな視点から評価し点数を与える制度だが、法律ではなく、民間主導のコンセンサスが基本となっている。米国環境保護庁によるグリーンビルディングの定義は、「立地、設計、建設、運営、改築、解体に至るまで、環境と資源に配慮した建物」となっており、中古、新築問わず、商業ビル、オフィスビル、住居ビル、学校など、基準を満たせばグリーンビルと認定される。

米国では2011年末時点でLEED認証を獲得した商業ビルは11363件、住居ビルは16194件と普及している。自治体側も、LEED認証の導入に積極的で、一定条件以上の建物にはLEED認定を義務付けしている例もある。
ちなみに日本初のLEEDゴールド認証を取得した新築オフィスビルは、2012年に竣工した清水建設の本社ビルである。

CASBEE(キャスビー)

Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency(建築環境総合性能評価システム)のこと。先に解説したLEEDと同じく、建物の環境性能を表示するものである。国土交通省の支援のもとに産官学が共同して開発した。2002年に新築向け評価マニュアルが発表、順次改訂を行っている。現在、戸建・新築、企画、新築、既存、改修、不動産評価活用、ヒートアイランド、学校、まちづくり、都市など多様な評価マニュアルを整備。「CASBEEファミリー」と呼ばれている。
評価の考え方は、

  1. 建物の環境品質(Q)の評価項目(室内環境・サービス性能・室外環境)
  2. 建物外部環境負荷(L)の評価項目(エネルギー・資源マテリアル・敷地外環境)

の二つの軸からなる。Qの環境品質は高ければよく、Lの外部環境負荷は低ければよいと評価する建物環境効率(BEE)が算定される。Sクラスを頂点とする5段階でクラス分けにして評価される。現在、いくつかの地方自治体では、大規模建築の建築確認申請時にCASBEE評価を義務付け、その結果を公表して、申請者の希望があれば認証書を交付している。

既存不適格建築物

建築当時は建築基準法などの法令に適合していたが、その後の法改正や条例改正などによって違法状態になってしまった建物のこと。違反建築物とは区別され、そのまま使用する分には問題はないとされる。しかし、一定規模以上の増築や改築・大規模修繕などをする場合には、現行の法令に基づいた建物にしなければならない。また、広告するときも再建築不可と記載する必要がある。

ハートビル法

正式名称は「高齢者、身体障害者などが円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」。車椅子同士がすれ違うことができるように廊下の幅を確保する、各階に車椅子使用者用のトイレを設けるなどの項目が設定されている。特定建築物とは、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、その他の不特定多数かつ多数の者が利用する政令で定める建築物のこと。

2003年4月に改正。改正前は、不特定かつ多数の者が利用する建築物に範囲が限定されていたが、改正により2,000平方メートル以上のオフィスや学校にも適用されることになった。また、従来の「努力義務」から、特別特定建築物については、「適合義務」に変わった。これにより、所管行政庁は、違反に対して基準適合命令などを出すことができる。

ユニバーサルデザイン

障害、年齢、性別、言語など、人が持つそれぞれの違いを超えて、すべての人ができる限り利用可能であるように、製品、建築、環境をデザインすること。バリアフリーが高齢者や身体障害者を対象としているのに対し、ユニバーサルデザインは初めから多様な人々を対象として使いやすい設計をしているという違いがある。以下が原則となる。

  1. 誰でも公平に利用できる
  2. 使う上で自由度が高い
  3. 使い方が簡単ですぐに理解できる
  4. 必要な情報がすぐに理解できる
  5. うっかりミスや危険につながらないデザインである
  6. 無理な姿勢をとることなく、少ない力で楽に使用できる
  7. アクセスしやすいスペースと大きさを確保する

これらの理念は、ワークプレイスだけでなく、全ての工業系製品に共通している。

【ユニバーサルデザインのチェック項目】 [階段・段差]

  • 階段や段差が少なくなるように配置されている。
  • スロープやエレベーターがアプローチしやすい場所に併設されている。
  • 主たる階段に回り階段(螺旋階段)を設けていない。
  • 路面300ミリ以上、蹴上160ミリ以下になっている。
  • 路面と蹴上の色は、明度差がはっきりしている。
  • 両側に手摺りがある。
  • 段の上端に近接する廊下や踊り場の部分に注意を促すための床材が敷設されている。 [スロープ] 勾配は、12分の1以下(できれば20分の1以下)である。
  • 長いスロープは、途中に踊り場がある(高さ750ミリ以上、または傾斜路の長さ10,000ミリ以内に踏み幅1,500 ミリ以上の踊り場が必要)。
  • 両側に手摺りがある。
  • ほかの部分と識別しやすい(例:床材の色を変えているなどの工夫がある)。 [出入口] ・幅は900ミリ以上または120ミリ以上(車椅子利用者と歩行者がすれ違える幅)がある。
  • 扉の近くに段がついていない。
  • 両側に手摺りがある。
  • 路面と蹴上との明度差がはっきりしている。
  • 自動的に開閉する扉がある。
  • 大きめの庇がある。
  • ガラスの場合、強化ガラスになっている。
  • 衝突防止のために色や模様がついたシールを貼っている。 [エレベーター] ・11人以上乗れるかごがある(車椅子が180度回転できる大きさ)。
  • 乗車ロビーは、1,800×1,800ミリ以上の面積がある(車椅子が180度回転できるスペース)。
  • 非常用エレベーターが、上記のような仕様になっている。 [手摺り] ・直径:35ミリ程度。
  • スロープやエレベーターがアプローチしやすい場所に併設されている。
  • 端部:短部は200ミリ以上伸ばし壁側あるいは下側に曲げる。
  • 設置高さ:750~800ミリと600~650ミリのもの。 [床仕様] ・平坦である。
  • 石やタイルの目地が杖に引っかからないようになっている。
  • 摩擦抵抗が大きい毛足の長いカーペットなどはない。
  • カーペットの端部はめくれていない。 [ワークプレイス] ・座席周り:盲導犬が座る場所を確保できる。
  • 机:車椅子が使えるように高さが確保されている。
  • スイッチ・コンセントの位置:壁端から400ミリ以上離れている、高さは床上300~400ミリに収まっている。
ノーマライゼイション

高齢者、障害のある人、病気の人などを保護すべき人として特別視するのではなく、全ての人々が尊厳を持ち、個性や能力を発揮できるよう生活や働く場の環境を整えていく考え方。バリアフリーの基本となっている考え方で、北欧で提唱された。

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