受電方式

特高変電所の受電方式は信頼度、経済性に対する評価によって決定する。その場合、電力会社の地域的な送電系の方式によって合わせることになるため、最終的には受電者と電力会社の協議によって決める。

1回線受電
経済的だが、送電事故時のバックアップはない。

2回線受電
常時1回線受電。送電線保守や事故時に切り替え受電が可能

ループ受電方式
電力会社のループ送電方式地域に適用。常時2回線で受電し、ループ回線はパイロットワイヤーリレー保護方式により選択保護が可能。

スポットネットワーク方式
電力会社のネットワーク送電方式地域に適用。常時3回線3台の変圧器で受電し、ネットワークプロテクターによる回線選択保護が可能。