信託

権利を保有する者(委託者)が自己の財産権(信託財産)を信頼できる者(受託者)に引き渡し、一定の目的(信託目的)にしたがって、本人または他人(受益者)のために、その信託財産の管理・処分をしてもらう制度。不動産の証券化においては、次のような理由から、信託を活用するケースが多くなっている。

1.証券化する不動産の法的安定性を確保する
2.証券化する不動産についてのキャッシュフローの導管性を確保する
3.スキームコストを少額化する
4.証券化不動産を管理運用する能力を活用する