時価会計

企業の持っている株式や社債、不動産などの資産を「決算期での市場価格(=時価)」で評価する仕組み。
従来では企業の保有する資産を「取得した当初の価格」で帳簿上に記載していたため、たとえ取得後に資産価格が大きく変動しても帳簿上では明らかにされなかった。しかし「時価会計」導入によって、「企業が現時点で実際にいくらの資産を持っているのか」という正確な企業財務の状況を知ることができるようになった。