デューディリジェンス

「担保不動産の売却、不良債権の一括売却、証券化などのための収益還元法の活用などによる債権並びに不動産の適正評価手続(デューディリジェンス)の確立」として、デューディリジェンスという言葉が定着した。
米国では不動産取引で契約締結後の一定期間内に、買手が対象不動産について法律・建築・経営・環境といった多面的な角度から詳細な調査が行われている。デューディリジェンスの内容は多岐にわたるが、法律上の調査、建築構造・設備の調査、経営上の調査、環境上の調査などが主なものである。これらの業務は、投資家がその分野ごとに弁護士、会計士、建築士、経営コンサルタント、不動産鑑定士などの専門家に委託して、あるいは共同で実施するものである。