固定資産税評価額

市町村の税務課(東京都23区では都税事務所)にある固定資産課税台帳に登録してある土地や建物の評価額を指す。固定資産税評価額は、次のような税金を計算するときに使う。

・固定資産税や都市計画税の税額
・不動産取得税や登録免許税の税額
・相続税や贈与税を計算するときの土地や建物の評価額

固定資産税評価額は国が定めた「固定資産評価基準」に基づいて市町村が決定する。評価額は、土地については時価の60~70%(公示価格の70%)、建物については建築費の50~70%ぐらい。評価額は原則として3年ごとに見直し、評価替えが行われる。