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京葉線特集

東京駅から千葉市の蘇我駅を結ぶ京葉線。もともとは京浜工業地帯から京葉工業地帯を結ぶ貨物線として着工したものの、時代の変化を受けて旅客列車に計画変更。1990年に全線開通してから、通勤に、テーマパークへのお出かけにと愛され続けています。2023年3月18日には新駅「幕張豊砂駅」も開業、さらに活気が出てくる予感です。京葉線の魅力、ご紹介しましょう。

江戸最大の八幡さま"深川の八幡さま"として親しまれる神社

越中島駅越中島駅「富岡八幡宮」

貨物線駅の越中島駅があったため、開業当時は「西越中島」の名前で開業する予定だった越中島駅。江戸最大の八幡様"深川の八幡さま"として有名な富岡八幡宮の最寄駅としても活気があります。8月に行われる祭礼「深川八幡祭り」は江戸三大祭りのひとつ!毎年多くの人が訪れることでも有名です。また、江戸勧進相撲発祥の神社でもあり、境内には横綱力士碑など大相撲ゆかりの石碑も多く建立されています。

越中島駅「富岡八幡宮」越中島駅「富岡八幡宮」

横綱力士碑には初代明石志賀之助から72代稀勢の里関までの四股名が刻まれています。

所在地:東京都江戸川区富岡1−21−3

東京でジャングル!?本物の熱帯雨林を再現した非日常空間

新木場駅新木場駅「夢の島熱帯植物館」

休日は主に行楽地への乗り換え駅として賑わいを見せる新木場駅は、熱帯の植物を観察することができる夢の島熱帯植物館の最寄り駅でもあります。ドームを3つ重ねたような特徴的なガラスドーム(大温室)の中に育成されているのは珍しい熱帯植物約1000種類。熱帯の水辺に生息する植物や、世界自然遺産に登録された小笠原諸島固有の植物など見所がいっぱい!食虫植物温室では、虫を捕えて栄養分にする不思議な植物が虫を捕えるしくみも詳しく知ることができます。

新木場駅「夢の島熱帯植物館」新木場駅「夢の島熱帯植物館」

大温室は熱帯の水辺に生息する植物が見られるエリア、巨大なヤシやカカオなどが林立するエリア、世界自然遺産に登録された小笠原諸島の植物が見られるエリアに分かれている。

所在地:東京都江東区夢の島2−1−2
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日
入館料:一般250円/65歳以上(身分証をお持ちください)120円/中学生(都外からお越しの方)100円/中学生(都内在住もしくは在学)無料/小学生以下無料

群泳するクロマグロを見ることができる都内随一の水族館

葛西臨海公園駅葛西臨海公園駅「葛西臨海水族園」

600種類を超える海の生物と出会える葛西臨海水族園は、上野動物園開園100周年を記念して、1989年にオープンした東京を代表する水族館です。館内では、大型水槽「アクアシアター」を群泳するクロマグロや、国内最大級のペンギン展示場など、様々な生き物の姿を見ることができます。また、ペンギンやマグロなどの生き物について、スタッフが詳しく解説するスポットガイドなど、プログラムも充実しています。

葛西臨海公園駅「葛西臨海水族園」葛西臨海公園駅「葛西臨海水族園」

葛西臨海公園の中にあり、ひときわ大きなガラスドームの外観が目印。
写真:(公財)東京動物園協会

所在地:東京都江戸川区臨海町6−2−3
開園時間:9:30〜17:00(入館は16:00まで)
休園日:水曜日(水曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日となります)
入園料:
【個人】一般700円/中学生250円/65歳以上350円
【団体(20名以上)】一般560円/中学生200円/65歳以上280円
【年間パスポート】一般2800円/65歳以上1400円
※小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料。中学生は生徒手帳を持参してください。

2023年3月開業!期待の新駅を楽しもう

幕張豊砂駅幕張豊砂駅「新駅登場!」

2023318日、幕張豊砂駅が開業しました。JR東日本千葉支社管内では1998年に東松戸が開業して以来の新駅となるのだそう。ホームにあるベンチは、東京オリンピック・パラリンピックの選手村で使用した千葉県産杉材を再利用。今までは幕張メッセやZOZOマリンスタジアムへの最寄り駅といえば海浜幕張駅でしたが、今後は幕張豊砂駅も利用可能となるため混雑緩和も期待されています。

幕張豊砂駅「新駅登場!」幕張豊砂駅「新駅登場!」

駅前にあるさくら広場はパナソニックが社有地に地域貢献として開設している公園で、日本国内には4箇所ある。ソメイヨシノが505本植樹されていて、春には綺麗な桜を見ることができるスポット。

所在地:千葉県千葉市美浜区浜田2−45−4

白い砂浜とおしゃれなウッドデッキのあるビーチ

稲毛海岸駅稲毛海岸駅「海水浴場いなげの浜」

海水浴場いなげの浜最寄り駅でもある稲毛海岸駅。いなげの浜は夏になると指定海岸として海水浴場が開設され、海の家も設置されます。令和元年に行われた養浜工事ではオーストラリアの白い砂を敷き詰め、砂浜が白く生まれ変わりました。また、令和4年には海へと伸びるウッドデッキも設置され、ますますヨットの似合う海外の浜辺のようなおしゃれな雰囲気が楽しめるスポットになりました。

稲毛海岸駅「海水浴場いなげの浜」稲毛海岸駅「海水浴場いなげの浜」

いなげの浜のある稲毛海浜公園内には海水浴場だけでなく、ヨットハーバーや野球場、テニスコートなどアクティビティが楽しめる施設もたくさんあります。

所在地:千葉県千葉市美浜区高洲3−24−1


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※ 掲載している記事内容は取材時(令和5年5月時点)のものです。

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