
東京の中心をぐるりと囲むJR山手線。最新ポップカルチャーにショッピングスポット、各種文化施設まで数え切れない見どころを擁しています。もちろんビジネス・通勤でもヘビーユースしている人は多いでしょう。今回は、そんな山手線の見どころをご紹介します。
レトロな雰囲気が残る幻の駅
秋葉原駅「旧万世橋駅」
中央線神田駅と御茶ノ水駅の間にかつて存在していた万世橋駅。昭和18年に休止となったものの、赤煉瓦の万世橋高架橋の中にホームや階段など、駅の施設が現在も一部残っています。これら歴史的価値のある遺構を今でも見ることができるのが、「マーチエキュート神田万世橋」。昭和18年まで営業していた赤煉瓦造りの万世橋駅の構造を生かした商業施設となっているだけでなく、旧万世橋駅の階段や、プラットホームを間近に感じることができます。
施設内は嗜好性の高いショップやカフェが並んでいます。また、明治45年の開業当時につくられた階段で歴史を感じることも!
所在地:東京都千代田区神田須田町1−25−4
営業時間:
【ショップ】ショップごとに異なるためHPにてショップ情報をご確認ください。
【1912階段、1935階段、プラットホーム】平日・土11:00〜22:00/日・祝11:00〜20:30
休館日:
2025年
・12月31日(水)
2026年
・1月1日(木)・2日(金)・3日(土)
・2月2日(月)・3月2日(月)
※以降の休館日は決まり次第HPでお知らせします。
江戸最古の七福神巡り
上野駅〜田端駅「谷中七福神巡り」
およそ250年前に始まったと言われる、江戸最古の七福神「谷中七福神」。上野駅から田端駅の周辺に点在する、7時院を1月1日から1月10日の間にめぐり、御朱印を集めることで7つの福を授かれると言われています。この期間のみご開帳を行なっている寺院もあるので、年の始まりに御散歩がてら寺院めぐりをしながら歴史探訪も楽しめそうです。
7時院は、東覚寺の福禄寿、青雲寺の恵比寿、修性院の布袋尊、長安寺の寿老人、天王寺の毘沙門天、護國院の大黒天、不忍池辯天堂の弁財天です。
所在地:
【東覚寺(福禄寿)】東京都北区田端2−7−3
【青雲寺(恵比寿)】東京都荒川区西日暮里3−6−4
【修性院(布袋尊)】東京都荒川区西日暮里3−7−12
【長安寺(寿老人)】東京都台東区谷中5−2−22
【天王寺(毘沙門天)】東京都台東区谷中7−14−8
【護國院(大黒天)】東京都台東区上野公園10−8
【不忍池辯天堂(弁財天)】東京都台東区上野公園2−1
読書をしながら、ゆったりと過ごせるカフェ
高田馬場駅「本に没頭できるカフェ Good Rack」
高田馬場の閑静な住宅街にある「Good Rack」は、本に没頭できるブックカフェです。大きな窓からお庭が望める店内は席数わずか9席。一席一席にゆとりがあり、静かな空間で読書を楽しみたい人には嬉しいつくりとなっています。店内にある大きな本棚には、幅広いジャンルの本が並んでいるので、本を持っていないときでも、ふらっと立ち寄るだけで読書が楽しめるのも嬉しいところ。普段はあまり本を読まないという方も、読書好きな方も、きっと読みたい1冊を見つけていただけるはず。また、毎月さまざまな形の読書イベントを開催しているので、イベントに参加してみることで読書の楽しみを見つけるきっかけになりそうです。
お店の本棚には約1200冊の本が並んでいます。
所在地:東京都新宿区高田馬場4−2−9 コスタレイ高田馬場103
営業日:土日祝 (※平日はイベント営業のみ)
営業時間:営業カレンダーをご確認ください。
https://mousy-saturday-5a7.notion.site/GoodRack-2c05dc33baa28048b5fcc3877aa7b495?pvs=143
スイーツもファッションも!韓国トレンドが集まる街
新大久保駅「日本屈指のコリアンタウン」
日本屈指のコリアンタウンとして有名な新大久保は、気軽に韓国の雰囲気が楽しめる街として大人気。最新トレンドスイーツや、屋台グルメ、韓国ファッションやコスメのお店も多く、今やK-POPや韓流ドラマ好きな人でなくても食べ歩きやショッピングが楽しめる街として、日本各地からだけでなく海外からも多くの人が集まっています。なかなか海外旅行には行けないという人でも、新大久保でお手軽に日帰り韓国旅行の空気は味わえるかも!?
お店がたくさんあるので食べたい韓国料理や、買いたいものをリサーチしてから行くのがオススメ!
所在地:東京都新宿区百人町1丁目付近
目黒の「らかんさん」として親しまれている寺院
目黒駅「五百羅漢寺」
元禄時代に松雲元慶禅師が十数年尾歳月をかけて掘り上げた羅漢像を今も祀っている五百羅漢寺。当時作られた500体を超える羅漢像は現在305体となっていますが、等身大の木造五百羅漢像が現在も沢山祀られています。また、本堂に収めきれない146体の羅漢像は、羅漢堂にも祀られていてズラリと並ぶ姿は圧巻!
じっくり見てみると、1体1体、表情やポーズの違いを発見できます。
所在地:東京都目黒区下目黒3−20−11
拝観時間:9:00〜17:00(拝観受付は16:30まで)
拝観料:大人個人500円、学生(高校生以上)個人400円/大人団体400円、学生(高校生以上)300円/障害者手帳をお持ちの方・65才以上の方400円/中学生以下無料
※団体は20名様以上。
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※ 掲載している記事内容は取材時(令和7年12月時点)のものです。
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