街と自然が共存する住みやすい街として人気の二子玉川。近年は大型ショッピングセンターや映画館などが開業し、トレンドスポットとしてメディアを賑わせることも珍しくありません。楽天が本社を移転させたときは大きなニュースになりました。シェアオフィスネットワークに力を入れるなど、働きやすい環境づくりにも力が入れられている東急電鉄のなかでも注目のスポット、二子玉川の魅力をお伝えします。

ランチ

パスタからスイーツまで、ビオにこだわり抜いたリラックス空間

ジェラートピケカフェ　ビオコンセプト

かわいくて抜群の着心地が人気の「ジェラートピケ」が発信するカフェのなかでも"BIO"(ビオ)を意識したのがここ、ジェラートピケカフェ ビオコンセプト。有機野菜や特別栽培野菜、オーストラリア産のナチュラルビーフなど厳選した素材を使った料理とスイーツが楽しめます。店内にはキッズスペースやファミリーシートなどもあり、ちびっこも大喜び間違いなしです。

人気のクレープはフランス・エシレ村でつくられたバターを使用、贅沢な味わいが広がります。

店舗情報：東京都世田谷区玉川3-17-1　玉川高島屋S・C 南館B1F
営業時間： 10：00 ～ 21：00(イートイン L.O 20:30)
定休日：不定休(玉川高島屋S・Cに準ずる)

癒し

まるで別世界！心身ともに癒される都会のオアシス

等々力渓谷

23区内で唯一の渓谷である等々力渓谷。豊かな湧水がすぐそばに流れる遊歩道は1kmほど。春は梅や桜、初夏には新緑、秋は紅葉が見事な風景を織りなします。書院や日本庭園、等々力不動尊など自然以外のくつろぎスポット＆見どころも満載。仕事の疲れも吹き飛んでしまいそうです。

ここが渋谷から電車で20分！全身で自然を感じながら歩けます。

施設情報：東京都世田谷区等々力1丁目22番、2丁目37～38番外
開園時間：特になし

歴史

暗闇と石仏に圧倒される地下霊場。東京でできるお遍路巡り

玉川大師

正式名称は寶泉山玉眞院、弘法大師をご本尊とする通称「玉川大師」はなんといっても、国内有数とも言われる地下霊場で知られています。地下5メートル、長さ100メートルの仏殿は仏の体内を模していると言われ、300体もの石仏がおさめられています。ここを巡れば四国八十八ヶ所・西国三十三ヶ所を巡ったのと同じご利益があるのだとか。自分の手足すらも見えない完全な暗闇のなかを進むのは、忙しい毎日で見失いがちな自分の心を振り返る時間にもなりそう。

住宅街のなかにそびえる玉川大師。右は長寿の銅鑼とのこと。

施設情報：東京都世田谷区瀬田4-13-3
入城料：100円（地下霊場）
参拝時間：9：00-17：00（地下霊場。入場は16：30まで）

アフター5

ストウブ料理とワインでくつろぎの時間を

La Cocotte

フランス製鋳物ほうろう鍋「ストウブ」を使ったオーブン料理や煮込み料理を専門とするお店。カウンターでさっくり食べるにも、気が置けない仲間とテーブルでコース料理を囲むにもぴったりのくつろぎの空間で、野菜や肉の美味しさを堪能できるはず。

旨味がぎゅっと濃縮されたストウブ料理。バゲット追加は必至です。

店舗情報：東京都世田谷区玉川4-5-6グリーンテラスオジマ1F
営業時間：
ランチ（火～金）　11：30～16：30
ランチ（土・日･祝）　11：30～16：00
ディナー（火～日・祝）　18：00～23：30
定休日：月曜　※月曜が祝日の場合は翌平日

その他

源氏物語に触れ、庭園で味わう静謐のひととき

五島美術館

国宝・源氏物語絵巻を始めとするさまざまな名品を所蔵する美術館。年に数回の企画展も催され、訪れるたびに日本が育んできた美のさまざまな局面に触れることができます。そしてここを訪れたら外すことができないのが、庭園散策。傾斜地の地形を活かした大きな敷地には四季折々の花やせせらぎ、さまざまな石仏たちが配置され、訪れるものを迎えてくれます。かの五島慶太翁も、この庭で日々、足腰を鍛錬していたのだそう。

住宅街にたたずむ静かな空間。時間が経つのも忘れてしまいそう。

施設情報：東京都世田谷区上野毛3-9-25
入館料：※特別展は別途
・一般1,000円／高・大学生700円／中学生以下無料
・団体20名以上1人800円
・障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引
・入園のみ（展覧会をご覧にならない場合）は1人300円（中学生以下無料）
開館時間：10：00～17：00（入館受付は16：30まで）
休館日：毎月曜日（祝日の場合は翌平日）、展示替期間、夏期整備期間、年末年始など