もうすぐお花見の季節がやってきます。時節柄、皆で集まって桜を眺めるのはもう少し先まで取っておくお楽しみとなることでしょう。今回は、桜をめぐるさまざまなスポットをご紹介します。

季節を問わず桜を鑑賞できる美術館

郷さくら美術館

現代日本画専門の美術館、郷さくら美術館。毎回テーマを設けて行われるコレクション展だけでなく「満開の桜を日本画で楽しんで頂く」というコンセプトに基づき、桜がモチーフの作品を数多く常設する展示室が設けられています。屏風作品を含めた大作は、とても大きく見応えばっちり！美術館という静かな空間で、穏やかに"お花見"するのも通かもしれません。

桜の季節に賑わいを見せる目黒川のほとりにある美術館で、ゆったりと桜を鑑賞できる。

施設情報：東京都目黒区上目黒1−7−13
開館時間：10：30〜17：00（最終入館16：30）
休館日：月曜日（祝日、振替休日の場合は翌日、または直後の平日）、年末年始、展示替え期間
入館料：
一般500円
シニア（70歳以上）400円
大学生・高校生300円
中学生100円
小学生無料（保護者の同伴が必要です）
※障害者手帳・療育手帳をご提示いただいた方は、該当料金の半額です。
※料金はいずれも消費税込。

ラグジュアリーな空間で"桜"を感じる

東京エディション虎ノ門 Lobby Bar「SAKURAアフタヌーンティー」

高層階にありながら緑溢れる開放的な空間が印象的な東京エディション虎ノ門のLobby Bar。こちらで"桜"を感じられるのは、色鮮やかな世界観で人々を魅了し続ける写真家/映画監督の蜷川実花とのコラボレーションアフタヌーンティー！さくら色に彩られたセイボリーや、桜の風味を感じられるスイーツの数々を写真集「SAKURA」の写真とともに楽しめる、贅沢なひと時をご堪能あれ。

エディブルフラワーがあしらわれた、目でも楽しめるSAKURAアフタヌーンティー。

店舗情報：東京都港区虎ノ門4-1-1 東京エディション虎ノ門31階
営業時間：
【日〜木】11：00〜23：00（LOフード22：00／ドリンク22：30）
【金、土、祝前日】11：00〜23：30（LOフード22：30／ドリンク23：00）
【アフタヌーンティー】12：00〜17：00（LO16：30）
※市況に合わせて営業時間を変更している場合がございますので、最新の情報につきましては店舗にお問い合わせください。

ソメイヨシノは東京産。その故郷は今も桜でいっぱい

ソメイヨシノの故郷・染井霊園＆染井吉野桜記念公園

桜といえば、多くの人が思い浮かべるのがソメイヨシノ。この品種は江戸時代、染井村の植木職人たちによって生み出され、全国に広がったとされています。この染井村は現代の巣鴨・駒込付近であり、その名のついた染井霊園は桜が美しいスポットとして有名。駒込の駅前にはこのことを記念して名付けられた染井吉野桜記念公園があり、ソメイヨシノの原種と言われるエドヒガンザクラとオオシマザクラが植えられています。

ソメイヨシノの生まれた場所でするお花見は一味違うかも？

所在地：
【染井吉野桜記念公園】東京都豊島区駒込2−2−1
【染井霊園】東京都豊島区駒込5−5−1

時計台×スカイツリー×桜のコラボレーション

猿江恩賜公園

時計台のある中央広場を囲むように咲く桜がとても印象的な猿江恩賜公園。園内は芝生広場が広がっているため、お花見シーズンにはゆったりくつろぎながらお花見をする人が多く集まる人気スポットです。ソメイヨシノを中心に、サトザクラ、シダレザクラを含めて約200本ほどの桜の木があり、桜越しにスカイツリーが見えるため撮影スポットとしても人気を集めています。

芝生でゆっくりお花見ができます。

所在地：東京都江東区毛利2-13-7

大横川の両岸を彩る桜並木

大横川沿いの桜

江東区にある門前仲町駅の南側を流れる大横川には、約1.3キロに渡って続く桜並木があります。約270本のソメイヨシノは例年3月下旬から4月上旬にかけて川の両岸にある歩道の上をトンネルのように咲き誇ります。多くの人が集まる「お江戸深川さくらまつり」は、2022年は残念ながら中止とのことですが、また賑わいが戻る日を願ってのお散歩も、充実した時間になるかもしれません。

川に大きくせり出した桜は見ごたえ抜群！

所在地：東京都江東区　門前仲町駅大横川周辺