まちいろプラス Vol.30 都内の紅葉特集
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都内の紅葉特集

都内のさまざまな場所で街路樹が色づく秋。季節の移ろいを感じながら眺めていると、なんだか仕事の疲れも癒えていくようですね。都心の名スポットから、お休みの日にリフレッシュしたい郊外まで、都内のいろいろなスポットを集めてみました。

JR新宿駅から徒歩10分!大都会新宿で楽しむ秋の彩り

新宿御苑

現在一般に公開されている新宿御苑は、明治 39 年に皇室の庭園として作られました。約58.3haを誇る大きな庭園は、日本庭園や風景式庭園、整形式庭園をを組み合わせ、約1万本の樹木が植えられています。日本さくら名所 100選にも選定されるなど、桜の名所として有名ですが11月中旬から12月中旬頃まではイチョウやカエデの紅葉も見応え抜群!新宿門付近にある大きなイチョウの大木や、日本庭園で見られる池の水面に反射する色とりどりの紅葉が、大都会新宿にいることを忘れさせてくれそうです。

新宿御苑新宿御苑

11月(11月1日~11月15日)は毎年菊花檀展も開催されています。
写真提供:環境省新宿御苑管理事務所

所在地:東京都新宿区内藤町11番地
開園時間:
10月1日〜3月14日9:00〜16:00(閉園16:30)/温室9:30〜15:30
3月15日〜9月30日9:00〜17:30(閉園18:00)/温室9:30〜17:00
7月1日〜8月20日9:00〜18:30(閉園19:00)/温室9:30〜18:00
※上記開園時間に加え、令和4年4月~10月及び令和5年3月の土日祝日については、早朝開園(7:00~9:00)が実施されています。早朝開園の入園門は、新宿門、千駄ヶ谷門のみとなります。詳細は下記HPにてご確認ください。
https://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/topics/post_364.html
休園日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
※3月25日〜4月24日までと、11月1日〜15日までは休まず開園しています。
※酒類持込禁止、喫煙禁止、遊具類使用禁止(こども広場除く)
※ご来園前には、開園状況を下記新宿御苑HPにてご確認ください。
http://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/

煉瓦色に色づくメタセコイアが美しい都立公園

舎人公園

都内にありながら、みどりと水に恵まれた舎人公園は約65ヘクタールと、とにかく広大!一番の見どころは、大池周辺にあるメタセコイア並木です。メタセコイアの紅葉は例年11月中旬頃から始まり、秋が深まっていくにつれて煉瓦色へと変化していく様を楽しむことができます。園内にはバーベキュー広場やフィットネス広場などもあるので、秋を感じながらのレジャーも良いかもしれません。

舎人公園舎人公園

園内には足立区で最も高い標高17.5メートルになるスポットもあり、天気の良い日には東京スカイツリーや富士山まで一望できます。

所在地:東京都足立区舎人公園1−1
開園時間:常時開園

武蔵野三大湧水池として知られる自然豊かな公園

石神井公園

室町時代に領有した豊島氏の居城"石神井城"の跡が残る石神井公園は、木々に囲まれた静かな雰囲気の三宝寺池と、ボートで賑わう石神井池、2つの池を有する大きな公園です。例年11月上旬頃から、モミジやイチョウ、カエデ、メタセコイアなどが色づき始め、12月上旬ごろまで紅葉を見ることができます。三宝寺池の周りには木道が整備されているので、池を囲む紅葉を見ながら、ゆったりお散歩も楽しめます。

石神井公園石神井公園

風のない日に、三宝寺池にうつる紅葉が美しい。

所在地:東京都練馬区石神井台1−26−1
開園時間:常時開園

徳川五代将軍の側用人・柳沢吉保の中屋敷として造園した大名庭園

六義園

小石川後楽園と並ぶ江戸の二大庭園であった六義園は、昭和13年に当時の東京市に寄贈され、一般公開されるようになりました。11月下旬頃になると、カエデやイチョウなどが、園内の至るところを彩り、最盛期にはライトアップも行われます。中でも紅葉したモミジに囲まれる、つつじの古木材を用いて建てられた四阿(あずまや)と、燃えるような赤が印象的なモミジのかかる渡月橋は見応え抜群!

六義園六義園

2022年度は11月23日〜12月4日まで夜間特別鑑賞を行なっています。

所在地:東京都文京区本駒込6
開園時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
休園日:年末年始(12月29日〜翌年1月1日まで)
入園料:
一般300円
65歳以上150円
(小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料)
※みどりの日、都民の日は無料公開日となります。

都心から1時間で行ける大自然

秋川渓谷

多摩川の支流の中で最大を誇る秋川。あきる野市網代付近から檜原村の北秋川、南秋川まで20キロに及ぶ範囲が秋川渓谷です。四季折々の変化が美しく、まさかここが東京とは......と思えるような、雄大な自然が広がっています。例年11月上旬頃から12月上旬頃まで見られる紅葉は、なんといっても清流とのコラボが絶景!なかでも、秋川渓谷のシンボルとも言える吊り橋・石舟橋付近から見られる紅葉ポイントは、人気の撮影スポットとなっています。

秋川渓谷秋川渓谷

吊り橋を渡った先には"美肌の湯"として知られる温泉施設もあります。

所在地:東京都あきる野市戸倉1420


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※ 掲載している記事内容は取材時(令和4年10月時点)のものです。

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