秋葉原から総武線で2駅。隅田川をのぞむ両国は、江戸時代から現代に至るまで賑わいが絶えたことはありません。相撲でおなじみの国技館、年間を通して多くの人を集める江戸東京博物館など、日本文化を伝えるランドマークもそこかしこに。江戸っ子の街・両国のオススメをご紹介いたします。
ランチ
アンティーク家具にかこまれてホッと一息
アンティークカフェ・ウール倶楽部
アンティークカフェ・ウール倶楽部でいただけるコーヒーは、一杯ずつ注文を受けてからコーヒー豆を挽く本格的なスタイル。アンティーク家具の柔らかい雰囲気と合間って、日常のせわしなさを忘れさせてくれそうです。店名の通り、丸安毛糸株式会社直営のカフェなので、毎週木曜日には編み物教室も行なっています。
オムライスやハンバーグなどのカフェ飯や、シフォンケーキなどのスイーツもあります。
店舗情報:東京都墨田区両国3-21-5
営業時間:11:30~18:00(ラストオーダー17:30)
定休日:土日祝
癒し
小ぢんまりと居心地の良い、緑豊かな大名庭園
旧安田庭園
江戸時代、大名庭園として築造された旧安田庭園。かつては隅田川の水を引き干満の変化を鑑賞できる庭園でしたが、現在は人工的に再現されています。池の周りをぐるっと回っても10分程度の小さな庭園ですが、気分転換、お散歩にはぴったり。また、季節ごとに咲く花や葉の色の変化で四季を感じられる庭園でもあります。
日没後から閉園までは園内ライトアップも行なっています。
所在地:東京都墨田区横綱1-12-1
開園時間:【4月~9月】9:00~19:30、【10月~3月】9:00~18:00
※夜間については、安全のため一部通行止めとなる箇所があります。
休園日:年末年始
歴史
赤穂浪士が討ち入りした吉良上野介の上屋敷跡
本所松坂町公園(吉良邸跡)
かつてこの一帯2550坪もの敷地を有していた吉良上野介。現在はその一部が小さな公園となって歴史を今に伝えています。高家の格式を表す海鼠塀と黒塗りの屋敷門を復元した脇門を抜けると、稲荷神社と吉良像、そして犠牲者の名を刻んだ追悼供養費碑があり、公園というよりは記念広場といった雰囲気。住宅街の中にあるため普段は静かな公園ですが、義士祭が行われる日は多数の出店などがあり多くの人で賑わいます。
義士祭は12月14日に開催されます。
所在地:東京都墨田区両国3-13-9
アフター5
大相撲陸奥部屋直伝本格ちゃんこ!
ちゃんこ霧島
元大関霧島の店ちゃんこ霧島は、大相撲陸奥部屋直伝の本格ちゃんこが楽しめるお店です。豚骨と鶏ガラで出汁をとったスープで野菜や魚介類、お肉を煮込めば旨味が溶け込んで、箸が止まらないこと間違いなし!飽きのこないさっぱりとした味で、スープまで飲み干せてしまいそうです。また、お店名物相撲コロッケなど一品料理もオススメ。
本店は両国駅徒歩1分!地下1階から地上8階までの大型ビルです。
店舗情報:
【両国本店】東京都墨田区両国2-13-7
【-両国- 江戸NOREN店】東京都墨田区横綱1-3-20
営業時間:
【両国本店】
ランチ 11:30~14:00(L.O.14:00)
月~土曜 11:30~23:00(L.O.22:00)
日祝 11:30~22:30(L.O.21:30
※ランチは東京場所中以外の平日のみ提供
※サービス料10%
※個室ご希望の場合は別途個室料がかかります
【-両国- 江戸NOREN店】
ランチ 11:30~15:00(L.O.15:00)
月~土曜 11:30~23:00(L.O.22:00)
日祝 11:30~22:30(L.O.21:30)
その他
歴史ある両国駅の旧駅舎で江戸の食文化を堪能
-両国- 江戸NOREN
-両国- 江戸NORENは「粋な江戸の食文化を楽しむ。」がコンセプトの和食施設です。歴史ある両国駅の旧駅舎を使った施設の中は、江戸の町屋の雰囲気が感じられる吹き抜けの空間が広がり、まるでタイムスリップしたかのような感覚に!もんじゃ焼きや日本酒、甘味処やお寿司などなど......魅力ある和食店が集まっているので、どこに行こうか迷ってしまいそう!
両国駅西口直結!両国の観光案内所もこちらです。
施設情報:東京都墨田区横綱1-3-20
開館時間:10:00~23:30
※店舗により営業時間が異なります
※一部店舗につきましてはディナーメニューへの切り替えは仕込み作業により、一時的に閉店している場合があります
休館日:1月1日、2日、施設点検日(不定)
両国のオフィスビル
墨田区両国1-12-8
墨田区両国2-16-5
墨田区両国3-22-6
墨田区両国4-36-8
墨田区両国4-38-3
墨田区横網1-10-5
※マップのアイコンをクリックすると名前が表示されます。
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※ 掲載している記事内容は取材時(令和2年3月時点)のものです。
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