GRANODE CHIBA FUJIMI

2023年10月取材
※記載の内容については、現計画段階のものとなりますので、詳細は今後変更となる可能性があります。

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「新・近・大」のランドマークがJR千葉駅周辺エリアに誕生した

2023年1月、大規模複合ビル「GRANODE CHIBA FUJIMI」が、JR千葉駅至近の好立地に誕生した。駅周辺での大規模ビルの竣工は約10年ぶりだという。今回は、JR千葉駅周辺の立地特性や特長、同ビルへの入居メリットなどを紹介する。

千葉県有数の巨大商圏「千葉市」。新規供給不足の課題が続いていた

千葉県を代表する巨大商圏「千葉市」。千葉県唯一の政令指定都市で県庁所在地。そして県内最大の人口を有する。千葉市の特長の一つに、アクセスの良さがあげられる。JR千葉駅からJR総武線で東京駅まで38分。スムーズな行き来が可能だ。千葉駅周辺マップを見ても、JR千葉駅を挟んで、西側に市役所や法務局、東側に県庁や地方裁判所、千葉県警と、主要な公共機関が5キロ圏内に集積。コンパクトにまとめられているのが確認できる。

ひと昔前は、千葉駅西側が千葉市内のビジネスを支えていたエリアであった。その代表的なオフィスビルに「センシティタワー」がある。1フロア面積352坪、地上23階建。竣工時から千葉の代表的なランドマークと称され続けてきた。しかし、同ビルも竣工から約30年が経過。その後、同規模のオフィスビルが竣工していないのが現状である。西側エリア内で進行している開発工事の多くは、大型の新築マンション計画だという。同エリアは次第に、「ビジネスエリア」から「住居エリア」となりつつあるのかもしれない。

一方、東側エリアは、若者文化とビジネスの両面の顔を持つ。特にJR千葉駅東口で展開する「千葉西銀座街区」一帯では、多種多様な飲食店や商業店舗が軒を並べ、賑わいを演出している。しかし新規供給ニーズが高いにも関わらず、オフィス開発は計画さえなかった。

外観写真

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千葉全体の空室率は10%前後。しかし、募集の大半は幕張や千葉みなとなどの臨海部であり、JR千葉駅周辺では空室不足が続いてきた。そんなJR千葉駅周辺の新規供給不足が何年も続いていた中で、ようやく誕生した大規模複合ビルが「GRANODE CHIBA FUJIMI」なのである。

老舗百貨店「三越」跡地という好立地に誕生する大規模複合ビル

同ビルは、日本を代表する老舗百貨店「三越」跡地の再開発である。JR千葉駅東口から徒歩5分。大通りを抜けてすぐの立地となる。地上11階建。環境にも配慮し、CABEE評価認定Aランクを取得。LED照明、トイレ照明人感センサーの採用など、次世代の働く環境を実現する。

そのほか新耐震基準の1.25倍相当の先進の耐震性能を採用し、非常用発電設備による72時間の電力供給を可能にするなど、BCPの面でも優れた機能を装備する。

トイレ

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ここからはビル内の設備にも触れておこう。

1階がオフィスエントランスとなる。重厚な色調で格式ある空間をつくりだす。エレベーターは5基(うち非常用1基)。非接触型のボタンを採用し、今後も起きうる感染予防対策を意識した設計となっている。そのほか最大92台を収納できる機械式駐車場、122台の無料駐輪場を完備。荷捌き場と業務用エレベーターを近接させるなど、使用する側の視点で設計されている。

オフィスエントランス

オフィスエントランス

エレベーターホール

エレベーターホール

機械式駐車場

機械式駐車場

2階が商業店舗専用のフロアとなる。1階からも直通の階段で結ばれ、多くの来街者を招き入れる。共用部には開放感のある外部テラスを配置。癒しの空間として市民に提供される。同フロアには、共用のリフレッシュルームを完備。入居テナントのためのABW機能として、コミュニケーションの場として、休息の場として、多目的な使い方が可能だ。

階段

階段

外部テラス

外部テラス

リフレッシュルーム

リフレッシュルーム

3階にも外部テラスを設ける。ここは特別エレベーターで1階とストレスなく結ばれるため、来客型の店舗としての使用が最適だ。多様な使い方を想定し、最小の使用面積は21坪からとなる。


そして、4階から11階がオフィスフロアとなる。

1フロア面積は約297坪。最小21坪からの9分割を可能にする。室内も、天井高2,800㎜、OAフロア100㎜、個別空調によりゾーンごとに温度調整のON/OFFを可能にするなど、快適性を備える。

平面図

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オフィス全景

オフィス全景

GRANODE CHIBA FUJIMI

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GRANODE CHIBA FUJIMI

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過去、千葉市内では大企業にふさわしいビルスペックを有するオフィスは決して多くはなかった。同ビルは、スペックのみならず、環境配慮やBCPにも対応しているのが強みである。実際に、それを一つの要因として、大企業からの引き合いが増えているという。

「企業立地補助金」と連携したオフィス戦略で移転を成功に導く

ビジネスエリアの形成は、数年後の街の発展に寄与することになる。千葉市は「企業立地補助金」を用意し、同ビルを含めた企業誘致活動に積極的な姿勢を見せる。それは、千葉市に新たに拠点を賃借した企業を対象にした制度で、補助金の限度額は1,000万円。賃借料や法人市民税、雇用奨励、オフィス移転費用、リモートワーク経費、採用支援に対し助成を行うものだ。また、市内で拠点を拡充する企業へも、賃借料、法人市民税、雇用奨励に対して助成を行う。

これら行政の積極的なバックアップを背景に誕生した大規模複合ビル。それは安心と信頼を生み、採用活動にもメリットをもたらす。そんな「働く環境の改善」をコンセプトとした「GRANODE CHIBA FUJIMI」は、今後もエリア全体の経済活動に貢献していく。

*「企業立地補助金」の詳細につきましては千葉市にお問い合わせください。

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