オフィス出社と満足度

コロナ禍以降、オフィスはどのように変化したのでしょうか

三幸エステートがオフィスワーカーを対象に実施した『働き方アンケート調査レポート』より、オフィス出社と満足度にフォーカスして整理しました。今後の貴社のオフィス戦略にお役立てください。
※端数処理の都合上、グラフの数値の合計が100%にならない場合があります

調査概要
実施期間 2025年12月2日(火)~12月5日(金)
調査方法 Webアンケート調査
調査対象 一都三県在住かつ東京23区内に通勤するオフィスワーカー 3,000名
調査協力 筑波大学 不動産・空間計量研究所


※本記事は『働き方アンケート調査レポート』の内容を抜粋・再編集したものです。
 レポート全文をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

Point
  1. 約半数の企業が「原則出社」を採用
  2. 実際の出社は「週5日以上」、理想は「週5日以上」「週3日」が23%で並ぶ
  3. 出社理由は「業務上必要だから」「規定で義務付けられているから」
  4. 出社頻度は週1~3日のハイブリッド層の満足度が高い
  5. 子育て世代を中心に出社頻度を減らしたい傾向がある一方、増やしたい層も一定数存在

出社規定

規定上、オフィスへの「原則出社」を求める企業は51%と約半数を占めることがわかりました。また、ハイブリッドワークの場合でも「日数規定あり」(20%)が「日数規定なし」(13%)を上回っており、出社日数に関しては明確に規定を設けている企業が多い様子がうかがえます。

出社規定

出社頻度の実際と理想

実際の出社頻度について「週5日以上」と回答したのは55%で、図1の「原則出社」の割合とほぼ同等です。一方、理想の出社頻度について「週5日以上」と回答したのは23%にとどまり、「週3日」が23%で並ぶ形となりました。週1回の出社すら希望しない層(「週1日未満」+「0日」)も計21%と、相当数存在することがわかります。

出社頻度の実際と理想

出社の理由

出社理由の上位3位は、「オフィスでしかできない業務内容だから」「規定で出社が義務付けられているから」「オフィスでしか利用できない機器や資料を利用するため」で、いずれも30%を超え、4位以下に10ポイント以上の差があります。
現状ではオフィスワーカーの出社動機は制度や業務制約が主であり、あくまで「出社しなければならないから」出社している、義務的な側面が強いことがうかがえます。

出社の理由

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出社頻度とオフィス環境に対する満足度

出社頻度が週5日以上や1日未満の人に比べ、週13日程度の柔軟性のある働き方の方がオフィス環境に対する満足度は高い傾向にあります。
出社頻度が0日(フルリモート)と答えた人は「非常に満足」と「非常に不満」の割合がどちらも高く、オフィス環境に対する満足度の個人差が大きいことがわかります。

出社頻度とオフィス環境に対する満足度

出社頻度の理想と実際の乖離

出社頻度の理想と実際の乖離は、年代や性別によってやや傾向が異なります。特に男性は30~40代、女性は20~50代で出社頻度を減らしたい人が半数以上を占めています。
子育て世代を中心に、柔軟に働ける環境を求める声が多いことを反映している可能性があります。また、僅かではあるものの、出社頻度を増やしたい人も一定数いることがわかります。

出社頻度の理想と実際の乖離

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SUMMARY

コロナ禍には大部分の企業で実施されていたリモートワークですが、5類感染症への移行からおよそ3年が経過した現在は「出社回帰」が進んだことを明確に示す結果となりました。しかし、一度リモートでの働き方を経験し、そのメリットを享受したワーカー側の志向は出社日数の抑制に大きくシフトしており、企業側の運用方針とのギャップもみられます。ただし、理想の出社頻度のボリュームゾーンが「週3日」と最も多いことから、必ずしもリモートワークが良いというわけではなく、業務内容やプライベートとのバランスを考慮しながら、自分で調整できる環境が望ましいと考えるワーカーが多いことがうかがえます。

三幸エステート ワークプレイスコンサルティング室では、時代のトレンドを考えながらオフィス環境の提案を行っています。どうぞお気軽にお声がけください。

三幸エステート株式会社 ワークプレイスコンサルティング室
問い合わせ先:workplace@sanko-e.co.jp

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