
オフィスワーカーが求める、理想のオフィスビル環境とは?
三幸エステートがオフィスワーカーを対象に実施した『働き方アンケート調査レポート』より、今回は理想のオフィスビル環境について整理しました。今後の貴社のオフィス戦略にお役立てください。
※端数処理の都合上、グラフの数値の合計が100%にならない場合があります
※本記事は『働き方アンケート調査レポート』の内容を抜粋・再編集したものです。
レポート全文をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
Point
- 理想のオフィスビル環境は「駅から近い」が72%で最多
- 「駅直結で雨に濡れない」は現状21%、理想50%と最も大きなギャップ
- 欲しい設備・アメニティは、業務に集中できるオフィス機能が上位
- オフィス使用人数100人以下は日常業務の利便性・快適性、
101人以上は生活支援やビルの付加価値が満足度に影響
オフィスビル環境の現状と理想
理想のオフィスビル環境では、「駅から近い」が72%と群を抜いて高い結果となりました。以下、「駅直結で雨に濡れない」「トイレが綺麗」「複数路線が利用可能」「周辺の飲食店が充実している」が40~50%台で続き、交通利便性を求める声が多いことがわかります。
また、現状と理想を比較すると「駅直結で雨に濡れない」は、現状の21%に対して理想が50%に達しており、最も乖離が大きい結果となりました。一方、「街に賑わいがある」は現状と理想が逆転しており、オフィスとしての立地を考えた際には、比較的落ち着いたエリアを望む層が一定数存在すると考えられます。
欲しいビル設備・アメニティ
欲しいビル設備・アメニティでは、「固定席」「小規模ミーティング・コミュニケーションスペース(個室/オープン)」「1人用の集中作業スペース」など、オフィス機能としての設備が上位を占めました。
また、「コンビニ」は61%で5位となり、「社員食堂」「レストラン」も半数近くが希望するなど、その他の生活支援施設と比べても高い割合となっています。オフィスワーカーは快適さや付加価値よりも、まずは業務に集中できる環境が整っているかを重視していることがうかがえます。
満足度に影響を与える要因
オフィス使用人数別にみると、100人以下では「ビル共用の会議室」「仮眠室」「ビル共用の屋内ラウンジ」など、日常業務の利便性や快適性に関わる設備が満足度に影響する傾向がみられました。
一方、101人以上では「託児所」「社員食堂」「コンビニ」などの生活支援施設に加え、「新築ビル」「周辺の緑地環境」「眺望」といった、ビルそのものの付加価値に関わる項目が上位となっています。
SUMMARY
ビル環境は、ビルそのもののスペックよりも立地条件が重要であることが示唆されました。また、設備・アメニティに関しては、快適さや付加価値よりも、まずは業務に集中し、滞りなく進められる環境が整っているかどうかが重視されていることがわかります。
一方で、オフィス使用人数によって重視される要素は異なり、求める価値は段階的に変化する傾向もみられます。そのため、単一の正解を求めるのではなく、自社に求められる環境を見極めながら、環境設計・選定を進めていく必要がありそうです。働き方・環境・立地を総合的に捉えることが、満足度向上の鍵となるでしょう。
三幸エステート ワークプレイスコンサルティング室では、時代のトレンドを考えながらオフィス環境の提案を行っています。どうぞお気軽にお声がけください。
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