第一回オフィス移転セミナー

2015年5月19日、弊社とコニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社（以下コニカミノルタBS）の共催により「第一回 オフィス移転セミナー」を開催いたしました。

三部構成の第一部では、優良な「二次空室」物件確保のコツや最新事例について説明。第二部では昨年の移転以来、"働き方改革"を推進するコニカミノルタBSの導入事例を交えながら、働きやすいオフィス環境を実現する方法についてお話しをしました。さらに、第三部では、"未来のオフィス"像を予感させる、様々な"仕掛け"に満ちたコニカミノルタBSのライブオフィス見学ツアーを実施。活況の中で終了しました。

プログラム1
2020年に向けた賃貸オフィス市場の動向と要望

三幸エステート株式会社
営業企画部企画室長

小山弘晃

三幸エステート株式会社 営業企画部企画室長 小山弘晃による「二次空室を狙ったオフィス移転」をテーマとした講演からスタートしました。賃貸オフィス市場において、注目が集まりやすい新築物件に限らず、良質の中古物件、中でも他の企業が移転した後の「二次空室」の優位性について、事例を紹介しながら説明。さらに優良な「二次空室」を確保するコツについて解説しました。
まずは「新築＝一次空室」と「二次空室」の特徴について、募集絶対数、賃料、スペック、面積規模、募集期間などのデータを元に比較検証。実際にどのような企業がどのオフィスビルに移転し、そして成功を収めてきたのか、その具体的事例を紹介。さらに今後「二次空室」を取り巻く環境がどうなっていくのか、その見通しについて説明。狙い目となる「二次空室」を確保するためのポイントについて解説をしました。

プログラム2
オフィス環境を変えることで社員の意識を変える「仕掛け」のご紹介

コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社
ソリューションエンジニアリング部
オフィスソリューショングループ

宮本 晃氏

続いて登壇したのはコニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社ソリューションエンジニアリング部オフィスソリューショングループリーダーの宮本 晃氏。昨年、自らがリーダーとなり、オフィスデザインと"働き方変革"を推進したオフィス移転プロジェクトの具体的事例を示しながら、"未来のオフィス像"について提言を行いました。
まず、これまで構築されてきたオフィス環境の変化について解説。そのうえでこれからの5年、10年後のオフィスワーカーの働き方について労働人口の減少とスマートフォンやタブレットなどテクノロジーの発展という二つのキーワードを軸に予想をたてて解説しました。
そして、現時点で考えられる"未来の働き方"を予測し、時代の変化を見据え、働きやすいオフィス環境について自社実例を交えて提示。実践的なフリーアドレス運用やコミュニケーションスペース、スローワーク席、イノベーションスペースなど良質なオフィス空間の必要性について述べました。
さらに社員の意識を変えるための環境づくりに関する提言。最後にオフィス移転は、社員の働き方変革を推進する最大のチャンスであると締めくくりました。